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気管支喘息

気管支喘息

小児では、1歳を過ぎた頃から繰り返す咳、呼吸がゼイゼイしたり、息が苦しそうで眠れなくなるなどの症状で始まります。小学生で7~10%、中学生で5~10%がこの病気に罹患しているといわれ、小児の慢性疾患の代表です。

原因を調べ適切な治療を行うことで、症状はとても良くなりますので、疑わしい症状がある場合は早めの受診をおすすめします。必要な場合は、アレルギー検査も行います。成人喘息の方も、ぜひご相談ください。

じんましん

じんましん

じんましんは強いかゆみを伴い、蚊に刺された時のように、皮膚がみみず腫れのように盛り上がります。
すぐにおさまる急性じんましんと、1カ月以上発疹が出たり消えたりする慢性じんましんとの2つに分けられます。
様々な原因によって生じますので、実際に原因を特定するのはなかなか困難です。
まずは、少しでもじんましんかな?と思ったら、受診することをおすすめします。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎

生まれて間もなくの頃から、顔や体に湿疹がでてきます。そのままにしておくと湿疹は手足にも広がり、徐々に悪化してきます。特に子どもは、我慢することができず、かきこわして血が出るまで引っ掻いてしまいます。
1歳までは乳児湿疹と区別がつかないことも多いので、症状が広がるようであれば、早めの受診をおすすめいたします。
食物アレルギーと合併していることもありますので、母乳栄養の期間や離乳食の状況をお聞きすることがございます。

アトピー性皮膚炎には、季節性があるといわれています。
夏場に悪化する人もいれば、冬場に悪化する人もいて、かなり個人差がみられます。

【冬場に悪化する場合】
寒くなると、肌の乾燥がますます強くなるため、かゆみがひどくなります。
暖かくなると温度が上がり、発汗によって肌に潤いが出るため、かゆみが少なくなります。

【夏場に悪化する場合】
汗をかくと、それが刺激になってかゆみがひどくなります。
また、夏場は細菌が繁殖しやすくなり、細菌によって皮膚の炎症が悪化するとかゆみが強くなります。

食物アレルギー

食物アレルギー

食物の摂取によりアレルギー症状(皮膚症状、呼吸器症状、消化器症状、アナフィラキシーショック)が出現することを、食物アレルギー(食品過敏症)といいます。
1歳までの小児5~10%が、食物により何らかの症状を生じるといわれております。
原因になる食物は小児では、卵・牛乳・小麦の順で、まれにそばやピーナッツが原因であったりします。
成人では、魚介類、甲殻類、果物が多い傾向があります。

また、卵や牛乳の成分から作られている薬剤も、アレルギーを起こしやすいといわれています。
食物アレルギーは乳幼児期に多く、加齢とともに原因食物を摂取しても症状がでなくなることが多いといわれています。
特定の食べ物を食べた時に発疹やじんましんが出る方や、乳児期前半(3~4か月頃)からアトピー性皮膚炎がひどいお子さまは、離乳食を始めて症状が頻繁に出る場合は、一度ご相談ください。
必要に応じてアレルギー検査を行います。

花粉症

花粉症

大人の花粉症も治療しております。
花粉の流行時期に薬を飲むより、スギ花粉であれば1月頃より投薬した方が流行時期を楽に過ごせます。
スギ花粉が終わっても症状がある人は、カモガヤ・ハルガヤ花粉があり、秋にはブタクサ花粉が続きます。